夏本番!!

今日から有田は「ぎおん」さんが始まります。

1ヶ月間、有田町内の至るところでぎおんさんと呼ばれるお祭りがおこなわれます。

地区地区によって内容は異なるのですが、私が住んでいる地区では午前中から始まり、天満宮への子ども浮立の奉納から始まります。
灯篭には小学生が描いた絵が貼られ、それを見に来る方も多いです。
屋台が出るような賑わいはないのですが、小さな地区の手作り感あふれる夏まつりです。

朝からの地区の放送ではカラオケ大会やくじ引き、二百円のでビールの販売もあるそうです。
本当に自分たちの地区のための夏まつりです。


今週末には有田町全体の夏まつりが行われます。

元々は先人陶工感謝祭という有田焼に関わってきた名もなき陶工たちに感謝の念を伝えるためのお祭りでした。

だんだんと神事ことの意味合いが薄れ、
先人陶工の碑があり、有田の原点であった泉山磁石場で行われていたお祭りですが、現在は炎の博記念堂で行われるようになりました。
地域の方々のお祭りという意味合いは変わっておらず、地元の保育園、幼稚園の子どもたちのお遊戯があったり、三味線隊の演奏や、地元のエイサーグループ、ヨサコイグループの演舞もあります。


そして今では旧西有田町で行われていた納涼花火大会と一緒になり、朝9時から先人陶工の碑の前で神事。
夕方から炎の博記念堂前で夏まつり、そして最後の花火大会(1,500発)となっています。
先人陶工感謝祭・有田納涼花火大会 2011 ←昨年の花火

有田焼の400年の歴史を支えてきた先人陶工たちを労う意味でも、特に窯業関係者は夏まつりの意味を考えていかなければなりませんね。

社長も会員である陶都有田青年会議所では「先人への感謝」を大切にしていきたいという想いから神事が終わった10:00より普段は入れない泉山磁石場にはいるという事業を行います。

「一山全てをお金に変えてきた」 先人たちの偉業があるからこそ、現在の有田町がるんだと思っています。

こんな事を言うと嫌がる方もいらっしゃいますが、有田は伝統「産業」のまちであるのであれば、間違いはないと思います。これが伝統「民芸」になってしまわない様に、私達現代の担い手が頑張らないといけませんね。



同じカテゴリー(イベント)の記事画像
有田地域活性化プランコンテスト!
燦燦まつり
ティンパニとバイオリンの不思議な二重奏
燃えあがれ 青春パーティー
古窯の里 有田黒牟田・応法窯元市
ティンパニとヴァイオリンの不思議な二重奏
同じカテゴリー(イベント)の記事
 泉山磁石場で写真を撮ろう!! (2012-07-25 12:57)
 400人のワールドカフェ (2012-06-28 00:15)
 400人のワールドカフェ (2012-06-28 00:15)
 有田地域活性化プランコンテスト! (2012-02-15 14:33)
 クリエイティブ高校生エヴァンジェリスト・ミーティング (2012-02-13 11:51)
 燦燦まつり (2012-01-26 15:26)

Posted by On y Va! at 09:38│Comments(0)イベント
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。