辻公也先生のお話

今日はお休みでした。

と言いつつも11日が有田町子どもクラブ連絡協議会の6月度理事会ですので
その準備やなんやらかんやらありました。

お昼頃
『今から30分位してから書類ば取りくるけん』
と町子連理事からの電話!!
明日の約束だったのでゆっくり作ろうと思っていた私が悪かった。
急いで書類を作り上げなんとかセーフ!!

ギリギリな感じで生きています(笑)


その後、友人のカフェへ。
このカフェもべんじゃら広場と同じく場所問題に悩まされています。
どちらにしても前向きな方向に進んでいるような気がするので良いんですが。

が!!しかし!!閉まっていました。
残念。

仕方なく近くで十円饅頭を買い、元職場へ。
元職場といっても、有田では有名なゴッドマザーのお宅。
私の憧れの人です。
あいにく(というか、やっぱりというか)ご本人はいらっしゃらなかったので
若奥さんとちょっとした打ち合わせ。

そこで仕入れてきたのが
有田でレゲエフェス』の企画書!!

尖ってますよね。
有田でレゲエですよ


企画しているひとは私も知っている人で
協賛金を集めて、入場料もとってちゃんと企画運営しているんです
去年もしてたんだよね。

まだ20代の若い子でやる気も行動力もあります。
すごいなぁ〜

それから有田の友人が三川内で展示会をしているので、そこにお邪魔しました。

ここ通れるのってくらい細い道しかないところを不安になりながら進んでいきます。
こんなときは軽に替えて良かったなと思う瞬間。

普通のお宅の一室がギャラリーになってました。
普通といっても大き目のお宅ですが。

天然石と本皮を使ったアクセサリーを作っています。
私は仕事運が上がるような石のヘアピンをご購入!!

彼女も子育てもして、ほかの仕事もいくつかして、その上で作品まで作っています。
すごいな。
見習わないと!!

上2枚の写真はギャラリーの写真です。



夜は有田町観光ガイド研修の2回目。
辻公也先生の絵の具のお話。
赤絵絵の具ってすごく手間隙かかって作られているんですよ。


「はな赤」
という絵の具。
材料は10年間水にさらして作られます。
その間、毎日水を替えるんですって!!

弁柄とあわせてするんですが、これも何年とすられるそうです。

だから1ポンド10万円!!
絵の具はポンドで計算されますが、1ポンド450g。

大体の方は1ポンドではなく、50gとか量り売りにされるそうですよ。
この写真は先生が絵の具をすってらっしゃるところ。



講義が終わって辻先生と歓談。

笑顔が素敵な先生です。

先生は工業デザイン名手、森正洋さんの1年後輩。
白山陶器の森さんです。

だからでしょうか、白山のモダンな焼き物と有田の割烹の焼き物。
どちらのことも詳しくお話してくださいます。

もちろん、自分でも焼き物は作られるのですが、それがまたすごい!!

下のお湯のみ。
天目茶碗の形を模して作ってらっしゃるんですが、
この金の部分。
描いてあるんじゃないんです。

赤の絵の具を3回ほど塗って(もちろんそのたびに800度の赤絵窯に入れます。)
4回目に金をべた塗りするそうです。
そしたら、窯変して金が自分で動いてくれるそうなんですよ!!

釉薬で窯変はありますが、赤絵で窯変とは・・・

講義が終わってから有田町どっとこむの観光のメンバーと打ち合わせ。

メンバーの一人にものすごい行動力の方がいて
「夏の有田 百人展」を企画されています。

百人の作家さんの作品を集めて有田駅前のギャラリーで展示する。
すごいですよ。
そうそうたるメンバーです。
たとえば、今泉今衛門さん、源右衛門さん、井上萬二さんなど…

私も協力のため、また元職場に出展のお願いに行かなくては!!


この方も補助金とかもらわずに、自分でお金を集めてイベントを行われます


有田の方って補助金要らないのかしら??
って思うくらい。

こういった方々をちゃんとサポートできるようにならないといけません!!
頑張ります!!

ですが、ここ数日、頭がパンパン!!
消化不良気味です。
ちゃんと腹の底に落とし込まないともったいないことになります。

できることからコツコツと!!
形にしていきます。



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Posted by On y Va! at 22:09│Comments(10)有田町どっとこむ
この記事へのコメント
ちょっと!
この湯のみ!!
凄い事になってませんか!!!

現物見たい・・・
Posted by ぽん太ぽん太 at 2009年06月09日 22:59
>ぽん太さま
すごいでしょ!
一客3万円だそうです。

有田にいらしたらご案内しますよ(笑)
Posted by On y Va!On y Va! at 2009年06月09日 23:11
うんうん。
生で見たい。
技術すばらしい!!
Posted by アーキーアーキー at 2009年06月10日 03:13
>アーキーさま
じっと見てしまうようなことが多々あります。
有田にいらしたときは窯元めぐりにお連れしますよ。
アーキーの先輩を巡るツアーでも組めますよ(笑)
Posted by On y Va!On y Va! at 2009年06月12日 00:25
この湯のみ、素敵。なので絵のように飾って、「魅せ」たいです♪
Posted by sunshine at 2009年10月15日 17:19
>sunshineさま
コメントありがとうございます。
辻先生の作品は日常で使っても飾って見せても
どちらにしても素敵なんです。
もちろん、辻先生も素敵!!
赤絵町にギャラリーがありますのでぜひ一度
訪問されることをお勧めします。
Posted by On y Va!On y Va! at 2009年10月27日 10:51
辻先生のギャラリー情報、ありがとうございます。
6月の来訪時には知らなかったので、来週に訪れたいと思います! グーグルで検索しなくっちゃ~
Posted by sunshine at 2009年10月30日 00:16
>sunshineさま

今衛右門窯はご存じですか?
辻先生のお宅はそのはす向かいです。
辻先生のお宅は「辻絵の具店、工房笑々庵」で検索してください。
隣りは庄村先生や近くには有田町どっとこむの理事長が副社長を務める香蘭社もあります。

有田の内山地区はみどところ満載!!
たくさん準備して体力つけて来てくださいね。
Posted by On y Va! at 2009年10月30日 09:27
今衛右門さん、香蘭社さんはガイドブックに載っていたので6月のときにシッカリ見学して参りました!
今衛右門さんの素晴らしい日本家屋(入るのにチョット躊躇しましたが)、
香蘭社さんの「蔵」を改装した事務所、中庭やその奥の民家の門構が、
とても印象に残ってます。
また、
有田ー上有田の間の、日本家屋通り(?)も本当に素敵だったので、
その通りを眺められるように2階か3階に、喫茶や飲食店がないかなと、今回探してみようかと思ってます。
辻先生のお宅が、とてもわかり易い位置で助かります!情報、ありがとうございます。

ところで、
有田焼や、有田の素敵な日本家屋通り、などのポストカードはどんなところで購入できるかご存知でしょうか?? 友人や、海外の友人に送付したり、渡したいなと思いまして。(前回、焼き物に集中しすぎたせいか、みかけなかった気がして・・
Posted by sunshine at 2009年10月31日 16:46
>sunshineさま

「九州陶磁器文化館」には販売していたと思います。
あと内山地区札の辻交差点にある「有田館」ですね。
有田駅のキオスクには確か有田焼が張り付けてあるポストカードがあったような・・・・

「辻絵の具店」さんは息子の昇楽さんが店主としていらっしゃいます。
実は昇楽さんが先生のお母様(昇楽さんのおばあ様)から直接継いでらっしゃるんです。
公也先生は九州産業大学芸術学部の名誉教授までされていましたので
家業を継がれる暇がなかったのかな?

どちらにしても公也先生も昇楽さんも素敵な方です。
残念なことに昇楽さんの東京での個展が中止になったそうですが、
そのおかげで秋は有田にいらっしゃるとのこと!!
もしかしたらお二人とお会いできるかも知れませんよ!!
Posted by On y Va!On y Va! at 2009年11月03日 00:21
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